Paneの分割・移動・拡大と、Sessionのdetach・attachを区別する。Windowとの違いを判断する基準も示す。
§ 00 · Pane — 同時に見る必要がある画面だけを分ける
Paneは一つのWindow内の分割画面だ。サーバーログを見ながらコマンドを実行するなど、二つの画面を同時に比較したいときに役立つ。それぞれが独立したターミナルとプログラムを持つ。
C-b %は左右に、C-b "は上下に分割する。C-bの後に方向キーを押すと隣のPaneへ、C-b oでは次のPaneへ移動する。C-b qはPane番号を一時表示し、C-b zはactive Paneを拡大するか元の配置に戻す。C-b xはactive Paneを閉じるか確認する。
| ショートカット | 機能 |
|---|---|
| C-b % | 現在のPaneを左右に分割 |
| C-b " | 現在のPaneを上下に分割 |
| C-b 方向キー | その方向のPaneへ移動 |
| C-b o | 次のPaneへ移動 |
| C-b q | Pane番号を表示して数字で選択 |
| C-b z | 現在のPaneを拡大/拡大解除 |
| C-b x | 現在のPaneの終了を確認 |
§ 01 · Session — 画面から離れても作業を残す
Sessionは複数のWindowをまとめたものだ。C-b dはプログラムを終了せず、現在のClientだけをSessionからdetachする。外側のシェルに戻るが、tmux serverとSession内のプログラムは実行を続けられる。
後でシェルからtmux attachを実行して再接続する。Sessionが複数ある場合はtmux list-sessionsで名前を確認し、tmux attach -t 名前で選ぶ。C-b sは接続した状態でSession一覧を開く。Session名はC-b $で変更できる。
§ 02 · 過去の出力を見る — C-b [でcopy modeに入る
ターミナルの通常のスクロールでtmuxの過去の出力をうまく見られない場合は、C-b [でcopy modeに入る。方向キーとPage Up・Page Downで移動し、qで抜ける。文字列の選択とコピーのキーは、mode-keysがemacsかviかによって異なることがある。
C-b ]はtmux paste bufferの内容を貼り付ける。OSのクリップボードとtmux bufferは別のものの場合がある。マウスのスクロールやクリップボード連携はmouseオプションとターミナル設定の影響を受けるため、既定のショートカットと区別する。
§ 03 · 何を分けるか — 目的が違えばWindow、同時に見るならPane
作業の目的が異なり画面全体を使いたければWindowを分ける。同じ作業で同時に比較する画面ならPaneを分ける。プロジェクトや接続先を丸ごと分け、ひとまとまりでdetachしたければSessionを分ける。
Paneを増やすほど文字が小さくなり、active Paneを見失いやすくなる。最初はWindowを基本単位にして、本当に同時に見る二画面だけをPaneで分けるほうが簡単だ。
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